自己紹介3 – 居酒屋店長編
こんにちは。梅田です。
前回の記事を適当に区切ってしまいました(笑)今日は続きを記事にしていきます!
過去の記事はこちら
居酒屋のキャッチ卒業編
上がっている時は、楽しさがあったんですが、1番になってみて、つまらなさに変わったんですよね。
収入はめちゃくちゃ良くて、一般的なサラリーマンの3倍〜5倍の給料でしたが、どうやらお金じゃ響かなかったみたいです。
お金はなくてもいいから、自分が楽しいと思えることを経験したいと思い、大学2年生の終わりくらいにやめました。
昔の記憶なので、正確な時期は覚えていませんが(笑)
明日から大宮で店長になれ
それからすぐに、キャッチ時代に知り合った社長さんからあるお願いをされました。
「明日から大宮で居酒屋の店長をやってほしい」
話を聞くとどうやら、前の店長さんがキツくて辞めてしまったみたいです。
俗に言う、ばっくれと言うやつですね。
僕は当時、この社長さんに心酔していたので、二つ返事でOK!
心の底から「なんとかなるっしょ」と思っていましたし「最悪大学を休学すればいいや」と考えていました(笑)
特に深く考えることもなく、次の日から大宮で居酒屋の働き出しました。
売上も、損益も知らない店長の誕生
ノリと勢いで引き受けた店長。
でも僕やったことないので、店長とは何か?がわからなかったんですよね(笑)
どんな仕事をするのか、何を管理するのか、どんな責任があるのか
全くわからないのに、ただ何となく「できそう」と根拠のない自信で始めたので。
店長就任3日目くらいで「今の売り上げは?現在時点の損益は?」みたいなとても大切なことを全く知らないと気づきました。
これはまずい、どうにかしなきゃ、とそのままパソコンを買いに行きました。
パソコンを買って最初の壁が「abcのローマ字入力ができない」でした。「b」と「d」の違いがわからなかったり、電源の付け方がわからなかったり。
僕大学に通ってましたけど、英語は中1で挫折しているので、小文字すら書けなかったんですよね(笑)
パソコンを買って一番最初にやったのが、小文字の勉強でした。
ちゃんとパソコンで文字が打てるようになったのは、3日くらいかかりましたよ。
ローマ字入力ができるようになって、Excelというハイテクアイテムを知って、パソコンがどんどん使えるようになるのが凄く楽しかったです。
結果として、現在時点の売や損益を知るまで、1週間くらいかかりました(笑)
管理者の第一歩は「今」を知ること
Excelで数字を管理するようになって「今」がわかるようになりました。
「今」がわかるようになったことで、何をすればいいのか?が見えてくるようになりました。
僕はこのときに「今」が分かれば「何をすればいいのか」が見えてくるという最大の気づきを得ました。
結局のところ「何をすればいいのか」なんて、答えがないんです。
経験もないから、なんとなくのTASKもわからないし、何をやったらいいのか、どうすればうまく行くか、全てがわからないんです。
だからこそ、僕にとって一番大切だったのが「今」を知ること。
そこから僕は常に「今」どんな状態なのか?を意識するようになりました。
目標を立てて、ギャプを見つける。これさえできれば、とりあえずなんとかなると知ってしまいました(笑)
ギャップを見つければ、あとはやるだけですからね。
人間関係に疲れて、心が折れた
今までキャッチをやってきた時、僕の仕事はお客さんを集めることでした。
だから店内の状況なんてたまに手伝う程度で、特に気にしたこともなかったです。
それが店長になった時、お店の中のレベルの低さに驚愕しました。
ここをなんとかしなきゃいけない!と思い、まずは僕の仕事への想いや当たり前を伝えようコミュニケーションを取りましたが、全く伝わらない。
今になって思えば、僕自身すごく焦っていて、自分のことだけに夢中になっていたからだと思います。
お店を良くしよう!とか、店長をやると言った以上、成果を出さないといけない!とか、全ての行動が自分のためだけにやってました。
そりゃうまくいきませんよね(笑)
働く身としては「自分のことをどれだけ良くしてくれるか」が一番気になることですから。
自分を良くしてくれる人には「良くしたい!」と思うのが人間です。自分のことを気にしてくれない人に「良くしよう!」とは思えませんよね。
この経験から、今まで本当に人に助けてもらってたんだなと強く実感しました。
正直働き出してからは、いつも、どこかで、誰かが助けてくれていたので、店長をやると言った時も「なんとかなる」と思えました。
しかしそれは人間関係があったからこそ、それに僕に対して多めにみてくれていた優しい人がいたからこそ。
思い描いていた自分と、現実の自分のできなさに心が折れました(笑)
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