「気づき」を得ることの大切さ
こんにちは、梅田です!
経営者として、とても大切な気づきがあったので執筆したいと思います。
今回のテーマは、私の未熟さが露呈してしまいます、、、
皆さんにお伝えするには、少し恥ずかしいのですが、隠しても仕方ありませんので、オープンにいきます!
気づきを得た経緯
先日、あるドライバーから相談を受けました。
相談の内容は「仕事に慣れたけど、やる気が出ない。休みや給料に不満があるわけではないが、ネガティブな感情が湧いてくる」といった問題でした。
最初にそれを聞いた時「あぁ、この手の相談か・・・よくあることだな・・・」と、思っていました。
実際、この手のドライバーからすると、この手の悩みはよくあることなんです。
私自身、過去にも同様の相談をたくさんいただいていました。
2つの考え方
私は相談してくれたドライバーに「2つの考え方」を提供しました。
1つ目は、仕事を任せてくれた人たちへの感謝を持とう
2つ目は、この仕事を通して、誰を幸せにしたいのか?を考えてみよう
と、アドバイスをしました。
実は、この2つのアドバイス、後々大きなブーメランになって自分に返ってきました(笑)
まずはアドバイスの意味を解説します。
感謝の心を持つ
不満はないけど、ネガティブになってしまう。
そんな時は、現状を「当たり前」としている時に起こります。
このドライバーは、働けていること、高い給料をもらえていること、休みが取れること、これら全てを当然の権利として考えていました。
働くことも、給料をもらえることも、休みが取れることも、権利であることに間違いはありません。
しかし「恵まれた環境」があって、成立していることは確かです。
こうした悩みは「働けることが当たり前」としてるから生まれます。
私たちに仕事を任せてくださる方がいるから、私たちが働かせてもらえます。
任せてくださる方たちは、少なからず私たちに期待してくれています。
せっかく期待して、任せていただいているのに「当たり前」という立場で仕事をこなすのでは、あまりにも失礼ではないかと私は思います。
だからこそ、環境に感謝しなくてはなりません。
マズローの欲求5段階説
もう一つの考え方の前に、「マズローの欲求5段階説」を聞いたことありますか?
(1)生理的欲求
(2)安全欲求
(3)社会的欲求 ここまでは自分の内面の話
(4)承認欲求 ここからは自分の外側の話
(5)自己実現欲求
ドライバーの話を聞いていると、生理的欲求、安全欲求、社会的欲求は満たされているように思えました。
ですので、ドライバーは承認欲求が満たされていない状態でした。
承認欲求とは「誰かに認められたい」という欲求です。
・営業成績一番!
・公言した目標を達成!
など、誰かに認められるには、たくさんの方法があります。
誰を幸せにしたいのか?
ですが大切なのは「誰を幸せにしたいのか?」で承認欲求を満たすことだと思っています。
誰を幸せにするのか?という軸で考えて、行動し、結果を出したのならば、必ず賞賛されますし、承認欲求を満たすことができます。
それに、人は自分のために頑張るのは限界があります。
一時的に自分のために頑張れたとしても、すぐに熱は冷めてしまいます。
大切なのは、誰かのために頑張るという姿勢や考え方です。
アドバイスを終えて・・・
ドライバーは私のアドバイスを聞いて、当てはまることがあったと言ってくれました。
本心かどうかは、その後の行動を見ない限りはわかりませんが、私なりにできることは提供したつもりです。
私には伝わったように思えましたので、少し満足げな自分がいました。
特大ブーメラン
しかし、特大ブーメランがありました。
私は、ドライバーからの相談された内容を「個人の考え方」で処理していました。
今まで、何度も同じような相談をもらっていたにもかかわらず・・・
これは然るべき事態だと、今回にして初めて気づけました。
私は今でも、アドバイスした内容や考え方は、間違っていないと思っています。
ですがこれまでに何人も、同じ悩みを持つドライバーがいたのですから「会社の仕組みの問題」という捉え方をする必要があったのです。
解決策には、成長を感じられるようなステップを用意する、この仕事を続けることで得られる未来をイメージさせる、など、考え出したらキリがありません。
気付いたからにはすぐに実践しなくては、、、
ドライバーの相談に乗って、自分の未熟さを知れるいい体験をしました。
本当にありがとう!
みんなが夢中になって働ける環境や、成長し輝かしい未来を手にできるような制度を作り、もっともっと、より良い会社へ成長していければいいなと、仕事に熱が入りました!
特大ブーメランに気づいた時は吐き気がしましたね(笑)
ですがこれは成長に必要な貴重な体験です。本当にありがとう!
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