「見られたい自分」と「見られたくない自分」

2025.04.08

こんにちは。TIMの代表をしている梅田です。

今回のブログは、河野さんから学んだ「人間という生き物の構造」に関する話です。

自分でも正直、「へぇ〜そうなんだ」と思ってた程度だったんですが、 ある出来事をきっかけに「うわ、俺ってこの構造そのものじゃん…」と気づく瞬間があったので、今日はその話をします。

河野さんから教わった“人間の基本設定”

河野さんが教えてくれたことのひとつに、人間は、「見られたい自分」と「見られたくない自分」でできているという考え方があります。

要するに、

・表に出してる“かっこいい自分”

・本当は見せたくない“ダサい自分”

この両方を、誰しもが持ってるってことです。

しかも、僕たちはこの構造を無意識に動かしてる。 つまり、“自然とやってしまってる”んですよね。

梅田という人間も、まさにその通りでした(笑)

あるとき、河野さんにこう言われました。

お前は、“周囲の人が、今以上に良くなる”という設定をしないと動けないんだな

めちゃくちゃ図星でした(笑)

・これをやれば、仲間がもっと豊かになれるかもしれない

・こうすることで、周りがもっと喜んでくれるかもしれない

・なんだかんだ言っても、やる時はやる男として思われたい

これ全部、“自分が頑張ることで、周囲は今よりも良くなっていく”という設定があって初めて、僕は動けるんです。

そしてこの設定には、社会的な正当性もあるし、自分なりの“絶対的な大義名分”もある。

そう考えると、僕の“見られたい自分”ってかなりハッキリしてるなと、妙に納得しました。

「見られたい自分」は、良いことも引き出す

もちろんこの構造が悪いわけじゃない。 むしろ「見られたい像」があるから、

・仲間を大切にできるし

・行動の原動力になるし

・そして良い結果を生み出す

そういう面もある。

ただ、問題は“それに引っ張られすぎると苦しくなる”ってことです。

・自分が見られたいように見られないと、熱が冷める

・本当は苦しい時でも、本音を隠しすぎてバランス崩れる

特に、僕の場合は「周囲の熱が下がっている時にこそ、自分の熱は上がる。周囲の熱が上がっている時に、自分の熱は下がる」という傾向がありました。

だからこそ、ピンチの時にしか燃えない。

「今の自分、見られたい自分に偏ってない?」と、自分を見直すタイミングが必要なんだと学びました。

周りの人の文句が「依頼」に聞こえるようになった理由

この“見られたい構造”を理解してから、僕が変わったなと実感するのは、周りの人の不満や文句が「依頼」に聞こえるようになったこと。

以前だったら、「また文句かよ…自分で行動しろよ…」と思ってしまっていたものも、 今では「きっと“こうなってほしい”っていう希望なんだな」と、 一歩引いて受け取れるようになりました。

河野さんに教わったんです。

「人の不平不満は、『こうなってほしい』っていう願いの裏返し。依頼として聞きなさい」

これ、本当に救いでした。 今まで文句や不満を「お前のせいだ」と責められてる感覚で受け取っていましたが、「みんなの依頼なんだな」という感覚に変わった。

でも、正直まだまだ訓練中です

とはいえ、毎回うまく受け取れるわけじゃありません。

「毎回、毎回、さすがに俺だって腹立つよ…」

「これ、俺のせいってこと?人のせいにすんなよ」

「いや、それ言い方きつくない?じゃぁ自分でやれよ」

ってなること、今でもたくさんあります(笑)

でも、「あ、今“依頼”として聞けてないな」と気づけるようになったこと。そして「訓練がいるな」と自覚できるようになったこと。

この2つは、僕の中でめちゃくちゃ大きな成長だと思っています。

まだまだ未熟です。でも、だからこそ、学び続けようって思えるんです。

見られたくない自分に、少し優しくなれた

僕自身、「こう見られたい」が強い分、 「こうは見られたくない」もたくさんあります。

・男気のない人だなとは思われたくない

・身勝手な社長だとは思われたくない

・本当は人よりもビビリで臆病者で、根性ないなんて見られたくない

見られたくない自分って、言い換えると自分が本当の自分だと思っている姿なんですよね。

でも最近は、「いや、それも俺だよな」と思えるようになってきました。 それは河野さんとの学びのおかげです。

人って、見られたい像で動くけど、見られたくない部分を隠すために頑張ることもある。

どっちも含めて“人間らしさ”だし、社長として、そういう人間でいたいと思ってます。

最後に

今回のブログは、自分のクセの話でしたが、「自分ってなんでこうなんだろう?」って一歩引いて見てみると、不思議と周りの人にも、優しくなれたりします。

見られたい、でも見られたくない。 その両方を持ってるからこそ、人はおもしろい。

この視点を持てたことが、僕にとっては大きな変化でした。

   

 -

  おすすめの記事

    関連記事はありませんでした

人気のある記事

まだデータがありません。

アーカイブ

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

047-750-3240

営業時間:9:00〜19:00 年中無休

WEBからののお問い合わせ

  お問い合わせフォーム  

PAGE TOP