「自分が正しい」と思い込んでたことに、まったく気づいてなかった話
こんにちは。株式会社TIMの代表、梅田です。
今回のテーマは、河野さんから教えてもらった“人は、自分が正しいという前提で生きている”というお話です。
「そんなの当たり前じゃん」と思うかもしれないけど、僕はそもそも、自分が“正しいと思い込んでいる”ことに気づいてすらいなかったんです。
気づけていれば、もう少し周囲との関係もスムーズだったかもしれないし、 改善できたこと、救えたこともあったのかもしれません。
今日はそんな気づきについて、素直に書いてみたいと思います。
河野さんの一言がグサッと刺さった
ある日、河野さんにこう言われました。
「“普通”とか“常識”を前提に話すのが、一番うまくいかないんだよ」
「人によって“普通”も“常識”も全然違う。同じ言葉を使ってても意味が違うことなんて当たり前なんだ」
「まずは“前提”を確認して、そこから共通認識を作らないと、すぐに食い違う」
これを聞いたとき、「あ、それ俺めっちゃやってるわ……」と、思わずうなだれました。
【失敗例】自分の“普通”を押しつけてた話
これは昔の話なんですが、あるときドライバーのAくんに、「約束の時間に遅れそうなら、事前に連絡入れるのは常識でしょ?」と言ったことがありました。
僕としては、「遅れそうなら一報入れる」ってのは“普通”だと思ってたんです。
でもAくんから返ってきた言葉は、「遅れるのは少しだったから、大丈夫だろうと思ってました」
そのときはイラっとしたけど、今思えば、僕の“普通”と彼の“普通”が違っただけなんですよね。
前提がズレたまま、「正しさ」でぶつかるから、お互いモヤモヤする。
まさに河野さんが言ってた、「共通認識がないまま話すからズレる」ってやつでした。
「自分の正しさ」から一歩引いてみる
そこからは、自分の中でこんな問いを持つようにしてます。
・相手はどんな前提で話してるんだろう?
・同じ言葉でも、意味が違ってるかも?
・そもそも俺の“正しさ”って、絶対なのか?
こうやって考えるだけで、ほんの少しだけ余裕が生まれて、「正しいことを伝える」より「納得を得られるように話す」って感覚にシフトできるようになってきました。
「普通」「常識」って、実は一番ズレてる
これは河野さんが言ってたんですが、
「“普通はこうでしょ”ってセリフが出たときは、自分が正しさに浸かってる証拠だよ」
って。いやもう、耳が痛すぎる(笑)
でもそれを意識するようになってから、少しずつですが、
・仲間との衝突が減った
・「表情が柔らかっ苦なったね」「前よりも話しやすい」
と言ってもらえるように。着実に小さな変化が起きています。
最後に
「自分が正しい」と思うこと自体は、悪いことじゃない。 でも、それに気づかず前提を押しつけると、関係はどんどんズレていきます。
だから僕は今、なるべく「正しさを疑ってみる」「相手の前提を確認する」ことを大事にしています。
この感覚は、会社を育てる上でも、仲間と一緒に働く上でも、めちゃくちゃ大事なヒントになりました。
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