その熱意、デッドボールになっていませんか?失敗を経験して学んだ「正しいぶつかり方」

皆さん、こんにちは!株式会社の代表を務めております、梅田です。
いやあ、今日もいい天気ですね。こんな日は配送車のフロントガラス越しに眺める景色も最高……と言いたいところですが、現実は「あ、あの角の縁石、前より削れてるな」とか、そんな細かいことばかり気になってしまう職業病です(笑)
さて、今日は自社のホームページを隅々までチェックして、このブログに辿り着いてくださった「鋭い」あなたへ。私の恥ずかしい失敗談と、そこから学んだ「ビジネスにおける熱量の黄金律」についてお話ししようと思います。
特に、設立間もなくて「なんであいつは動いてくれないんだ!」と枕を濡らしている若手社長や、新規事業を立ち上げたものの周囲との温度差に凍えている経営者の方には、ぜひ読んでいただきたい内容です。
Contents
会社はサークルじゃない、と気づくまでの「傲慢」な日々

私の起業ストーリーは、決してスマートなものではありませんでした。
会社を立ち上げた当初、私の周りにいたのは気心の知れた友人や知人ばかり。会社と言いつつも、実態は大学のサークルの延長戦みたいな空気感でした。「みんなで楽しく、みんなで稼ごうぜ!」なんて甘い理想を掲げていました。
当時の私は、本当に、本当に「傲慢」でした(笑)
どういうことか。私は心のどこかで、「自分自身の将来はどうにでもなるだろう。でも、大好きな友人たちは、俺が引っ張ってあげないと、路頭に迷ってしまうかもしれない。俺が彼らを救ってやらなきゃいけないんだ」と本気で思っていたんです。
今振り返ると、何様だよ!と自分にドロップキックを入れたくなります。20代の若造が、勝手に人を「助けが必要な弱者」だと決めつけて、ヒーロー気取りでいたわけです。この「上から目線の優しさ」が、のちに私を深い絶望へと引きずり込んでいくことになります。
必死に向き合えば向き合うほど、人は去っていく

私は「困っている人」を放っておけない性格でした。
経済的に苦労している人、仕事が続かなくて悩んでいる人……そんな人たちを積極的に採用しました。そして、本人が自分の課題に向き合う以上に、私の方が必死になって彼らの課題解決に取り組んだのです。
「なぜ君は今、困っているのか?」「どうすればこの壁を乗り越えられるのか?」
夜通し語り合い、戦略を練り、時には生活態度にまで踏み込んでアドバイスをしました。
しかし、結果はどうだったか。
驚くほど、うまくいきませんでした。
ほとんどの人に、私の言葉は届きませんでした。同じ20代でも、見ている景色が違いすぎたんです。もちろん、私にも落ち度はあります。「俺の言う通りにすれば絶対にうまくいくんだから、やってみなよ…」と、相手の気持ちをことなく、傲慢なスタンスで接していた時期もありましたしね。
そんな日々が続き、気づけば私は「こんなに頑張っているのに、なぜ誰も応えてくれないんだ」と絶望し、一時期は軽度の鬱状態のようになってしまいました。朝、鏡を見て「誰だこの疲れ切ったおじさんは」とツッコミを入れる余裕すらありませんでした(笑)
「変わりたい」の言葉に隠された残酷な真実

多くの失敗を経て、私はようやく一つの残酷な真実に気づきました。
それは、「相手は困ってはいるが、変わりたいとは思っていない」ということです。
もちろん、口では「自分を変えたいです!」と言います。でも彼らが求めているのは、「今までの自分を全否定して、全く違う生き方に挑戦する」という血の滲むような変化ではありません。「今の自分の延長線上で、ちょっとだけ都合よく状況が良くなってほしい。できれば、自分が変わるのではなく、周りが自分に合わせて変わってほしい」という願望なんです。
ここに、支援する側と受ける側の致命的な熱量のギャップが生まれます。
相手の力量と覚悟を見極めずに、こちらが一方的に「相手以上に熱量を持って」接してしまうと、どうなるか。
相手は、その熱意に押し潰されてしまうんです。
親切心のつもりで放った全力投球のボールが、相手にとってはただの剛速球のデッドボールになってしまう。これでは、お互いにとって不幸でしかありません。
「本気でぶつかっていい相手と、そうじゃない相手がいる」
これは、組織を運営する上で私が手に入れた、最も痛烈で、最も大切な教訓です。
ぶつかるべき相手は「自分より優秀な人」だった

では、その有り余った情熱をどこへぶつければいいのか。
結論はシンプルです。「自分より優秀な人」にぶつけるべきなんです。
自分より優れている人、あるいは視座が高い経営者仲間。こうした相手とは、遠慮なく本気でぶつかることができます。なぜなら、彼らとは「共通の目的」さえ設定してしまえば、些細な感情論を飛び越えて議論ができるからです。
「嫌われたらどうしよう」とか「どう見られるか」なんて小さなプライドよりも、「どうすれば目的を達成できるか?」という一点に、お互いがフルコミットできる。これが最高に気持ちいいんです。
先日、あるマーケティング会社の社長さんと打ち合わせをした時のことです。
半年ほどお付き合いをしていたのですが、正直、その会社の現場スタッフの方々の熱量が、私の求める基準に達していませんでした。何度伝えても、のらりくらりと改善されない。
普通なら「まあ、外注先だしこんなもんか」と諦めるところですが、私はその社長さんを捕まえて、思っていることをストレートにぶつけました。かなり厳しい言葉も使ったと思います。
その時、その社長さんはどうしたか。
嫌な顔ひとつせず、私の「本気の不満」をすべて受け止めてくれたんです。そして、その場で劇的な改善案を提示してくれました。
器の大きさに触れて、世界が変わった

その社長さんと対話して驚いたのは、彼が私よりもはるかに広く、深い視点で物事を捉えていたことでした。私の無礼な態度さえも、プロジェクトを成功させるための「熱量」として吸収してくれたんです。
「ああ、この人の器はなんてデカいんだ……」と、心の底から脱帽しました。
正直に言うと、今でも結果が100%満足いく状態になったわけではありません。でも、私は今、猛烈に満足しています。なぜなら、その社長さんを通じて、その会社そのものに対する見方が変わったからです。
「この人と本気で仕事ができるなら、少々の困難は面白いスパイスだ」
そう思える相手に出会えた。これこそがビジネスの醍醐味ですよね。あちら側は「梅田ってやつは、もう二度と会話したくないくらい面倒な男だな」と思っているかもしれませんが(笑)
でも、私にこれほどの満足感を与えられるのは、相手の「器」が大きいからに他なりません。
孤独な経営者よ、あなたの本音をどこへぶつける?

もしあなたが、自分の組織の中で「自分が一番突出している」と感じているなら、きっと孤独でしょう。社内に本気でぶつかり合える相手が一人いれば奇跡。いなければ、それが普通です。
自分を変えようとしない人たちに熱量を注ぎ続けて、自分自身を摩耗させてはいけません。
そういう時こそ、外部に「自分よりデカい相手」を見つける必要があります。
自分の中に、そんな刺激的な相手は入ってきませんからね(笑)
自分から、相手の懐に飛び込んでいくしかないんです(笑)
「今の配送網に限界を感じているが、相談できる相手がいない」
「新規事業を始めたいが、きれいごと抜きの本音で議論できるパートナーが欲しい」
「ドライバーとして独立したいが、自分の熱量をぶつけられる環境を探している」
そんな想いを抱えている皆さん。 ぜひ、私のところにその「本音」をぶつけに来てください。
「梅田、お前の言ってることは理想論だ!」という批判的な意見も大歓迎です。むしろ、そういう尖った意見をお持ちの方とこそ、私はお会いしたい。
私たちは、単なる「配送の請負人」ではありません。共にリスクを取り、共に成長し、時には本気でぶつかり合える「戦友」を求めています。
まずは、以下の問い合わせフォームから、あなたの今の「壁」を教えてください。 お互いの器を広げ合う、最高にスリリングなぶつかり稽古ができることを、楽しみにしています!
協業・事業提携・採用に関するお問い合わせは、こちらのフォームから
あなたの情熱に、私も全力の「本気」で応えることをお約束します。
共に、この軽貨物業界に新しい風を吹かせましょう!









