「全部自分でやらなきゃ」という呪い。孤軍奮闘する若手リーダーへ贈る、私の大失敗談

こんにちは!株式会社TIMの代表、梅田です。

いや〜、最近は暖かくなってきましたね。春は新しい挑戦を始める人が多い季節ですが、私にとっては「猛烈な空回り」を思い出す季節でもあります。

実は先日、かつて一緒に働き、今は独立して立派に自分の会社を経営している若き戦友が、ふらりと事務所に遊びに来てくれたんです。彼は若干20代半ば。誠実さを絵に描いたような男で、一国一主の主として日々現場を駆け回っています。

しかし、その日の彼の表情は、まるでお気に入りの定食屋が定休日だった時のような、なんとも言えない「悶々とした」顔をしていました。

今日は、そんな彼との対話から気づかされた「リーダーの本質」について、私の恥ずかしい失敗談を交えてお話ししようと思います。

「よかれと思って」が引き起こした、ありがた迷惑(?)な大事件

事の始まりは、私の勝手なお節介でした。

彼は独立して1年。慣れない経営と現場の両立に追われ、本来なら会社の「顔」になるはずの販促ツールや仕組み作りが、どうしても後回しになっているようでした。

「おいおい、今の時代にこれがないのは致命的だろ!」

そう思った私は、彼に内緒で、しかも費用も手間も全部こちらで負担して、彼のために必要なツールを勝手に準備してプレゼントしたんです。「これで彼も喜んで仕事に集中できるはず。俺ってなんていい先輩なんだ!」と、鼻高々でした。

ところが、それを伝えた時の彼の反応は……。

「……本当に感謝しています。めちゃくちゃ嬉しいです。でも……」

え、でも!?(笑)

感謝の後に続く言葉としては、一番聞きたくないやつランキング1位の「でも」が飛び出しました。

正直、私には彼が何に悩んでいるのかさっぱり理解できませんでした。だって、会社にとって不可欠なものが満たされたわけですから、本来はハッピーなはず。なのに、彼は言葉にできない感情で悶々としている。

そこでじっくり話を聞いてみたところ、ポツリと漏らした本音がこれでした。
「自分の会社なのに、自分でできなかった不甲斐なさが苦しいんです」

「責任を取る=全部把握する」という、呪縛に縛られていたあの頃

これを聞いた瞬間、私は笑いそうになると同時に、胸がチクッと痛みました。「うわぁ、これ昔の俺と同じだわ」と(笑)

私も創業当時は、「社長なんだから社内のことは全部把握してなきゃいけない」「自分が理解していないことを導入して、もし失敗したら誰が責任を取るんだ? どういう影響が出るかわからないから、まずは自分がもっと知らなきゃいけない」と、自分自身に強力な呪いをかけていたんです。

例えば、昔。社内の経理や事務作業の効率化について、事務員さんが「梅田さん、この新しい管理システムを導入すれば作業時間が半分になりますよ」と、素晴らしい提案をくれたことがありました。

今の私なら「え、すぐ導入して!使い方は後で教えて!」と即決するところですが、当時の私は違いました。

「いや、そのシステムでミスが起きた時、中身を隅々まで知らない俺はどう責任を取ればいいんだ? まずは俺が全機能をマスターして、あらゆるリスクを把握してからじゃないと判断できない」

と、謎の「責任感という名のブレーキ」を全力でフルスロットルで踏んだんです。

結局、私が多忙を理由にそのシステムの勉強を後回しにしたせいで、現場はいつまでも非効率な手書き作業を続ける羽目に。事務員さんのやる気は削がれ、私はパンク寸前。

「責任を取るために把握しなきゃ」と思っていたはずが、結局は「自分が動かないことで会社を停滞させる」という、一番無責任な結果を招いていました(笑)

あの時の私は、「理解が及ばないことでも、信頼して任せて、起きた結果に対してのみ責任を取る」というリーダーの本当の役割がわかっていなかったんですね。 彼も今、まさにその「自分が全部知って、全部背負わなきゃいけない」という壁に、真正面からデコトラ並みの衝撃で衝突している最中だったわけです。

経営に「エゴ」はいらない。「機能」しているかどうかが全てだ

彼に話したのは、「機能」と「効果」という考え方です。

例えば「包丁」を想像してみてください。

包丁の機能は「切れること」です。

一方で、効果は「見た目がカッコいい」とか「テンション上がる」とか、主観的な要素です。

極論、料理を完成させるためには、包丁が「機能(=切れる)」していればいいんです。誰が研いだ包丁か、自分が選んだデザインか、なんてことは二の次。

経営も同じです。

会社にとっての機能は「事業が継続し、成功すること」です。

必要なツールがあることで仕事が舞い込み、会社が潤う。これが「機能」です。

それを「自分が作ったかどうか」にこだわるのは、ただのリーダーのエゴ。

「自分でやらないと意味がない」なんて思っているうちは、まだ自分のことしか見ていない証拠なんだよ。

そんな風に、ちょっと熱く語ってしまいました(笑)

でもね、彼。君がそうやって悩むのは、君が誰よりも「誠実」で「真面目」だからなんだよ。

世の中には「誰かが何とかしてくれるだろう」と他力本願な人が多い中で、若くして「自分が責任を持ってやらなきゃ」と孤軍奮闘している。その姿勢、私は最高にカッコいいと思うし、だからこそ「この男の成功を全力でバックアップしたい」と思ったんですよね(笑)

リーダーの本当の仕事は、知ることじゃない。「責任を取る」ことだ

世の経営者の方や、これから独立を目指す皆さんに伝えたいことがあります。

「自分が全部知らなきゃいけない」「全部自分でやらなきゃいけない」

そんな必要、1ミリもありません。というか、物理的に不可能です(笑)

むしろ、自分の理解が及ばないこと、苦手なことは、得意な人にどんどん頼るべきです。 税理士さん、弁護士さん、ITの専門家、そして信頼できるパートナー。

「周りに頼る」ことは、弱さではありません。

周りに頼って出た「結果」に対して、最後の一線で「責任を取る」。

これこそが、リーダーの本質的な仕事なんです。

1人で抱え込んで、眉間にシワを寄せている社長の会社に、人は集まりません。

「ここは任せた!その代わり、何かあったら俺が全部ケツを拭くから、思いっきりやってこい!」

そう笑って言えるリーダーの方が、よっぽど機能的で、周りも付いていきたくなると思いませんか?

偉そうにいってますが私もまだまだです。そうなれるように頑張ります(笑)

一緒に「機能するチーム」を作りませんか?

戦友との対話を通じて、私も改めて「一人で頑張る限界」を思い出しました。

TIMは、独立した仲間が困っていたら、勝手にお節介を焼いちゃうくらい(笑)、関わる人の成功に本気な会社でありたいと思っています。

独立したけれど、案件が安定しなくて眠れない夜を過ごしている経営者の方。

「全部自分でやらなきゃ」と空回りして、会社の成長が止まっている方。

いつか独立したいけれど、何から頼ればいいか分からない未経験の方。

一人で悩む時間はもったいないです。

私たちのリソースや経験を、あなたの「機能」の一部として使ってください。

まずは、お茶を飲むような軽い気持ちで、WEBフォームからお問い合わせください!

「実は今、こんなことで悶々としてるんです」という相談、大歓迎です。私が全力で(たまに余計なお節介を焼きながら)お答えします!

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