感情に振り回されるな③思い通りにしたい
こんにちは、株式会社TIMの梅田です!
先日から「感情に振り回されるな」というテーマで、ブログを書きました。
パート①、パート②で記しましたが、まだ書き足りないので、今回はパート③を記します(笑)
パート①、パート②はブログの中にリンクを置いておきますので、暇な時にでも見てみてください!
「思い通りにしたい」という感情
物事を自分の思い通りにしたい。相手を自分の思い通りにしたい。
人が持つ普遍的な感情として「思い通りにしたい」というものがあります。
しかし厄介なことに私たちは、思い通りにしたいという感情を、隠しながら生きています。
「思い通りにしたい」を隠す理由
思い通りにしたいと考えているとき、「思い通りにしたいです」とオープンにできる人はほとんど存在しません。
なぜでしょうか?
それは「見られたい自分」がいるからです。
ほとんどの場合は「自分の思い通りにしたい」ということを明かすと、自己中心的で、身勝手な人と思われることを知っています。
すなわち「自己中心的で、身勝手な人」とは見られたくないんです。
「周囲のことを考えていて、みんなのために行動する人」と見られたいでしょ?
少なくとも私はそう見られたいです(笑)
見られたい自分については、下記を参照にしてみてください。
争いごとのほとんどは「思い通りにしたい」の押し付け合い
先日のブログで、争いごとのほとんどは「自分が正しい」という思い込みが根底にあるとお伝えしましたね。
そして争いごとが起こるもう一つの見方が「思い通りにしたい」の押し付け合いです。
一つの夫婦喧嘩を見てみましょう。
家事を手伝わない夫に、憤りを感じる妻を想像してみてください。
妻の言い分は「夫は家にいるときに、家事をやるべきだ」です。
夫の言い分は「俺は働いているんだから、家事はお前がやるべきだ」です。
妻からは「家事を夫にやってほしい」と思い通りにしたいのが見えますね。
夫からは「家事は妻にやってほしい」と思い通りにしたいのが見えますね。
そして思い通りにしたいと同時に「自分の考えが正しい」とういのも聞こえてきますね(笑)
こうして日々争いごとが起きます。
家族関係でも、友人関係でも、職場でも。
傲慢な私たち
何度も言いますが、「思い通りにしたい」という感情は、普遍的です。
誰しもが持っている、当然の感情です。
ここで見てほしいのが、あなたが思い通りにしたいとき、目的と手段がごっちゃになっていたりしませんか?
私たちは「掃除をしてほしい」というのが本当の狙いだとしたときに、掃除をしてもらうために、相手を動かそうとはしていません。
「掃除をするのが当然だし、一回言ったら理解してすぐに実践するべきだ。」
そんな風に思っているでしょう。とても傲慢ですよね(笑)
掃除をしてもらうことが目的なら、言い方や伝え方は手段でしかありません。
それなのに私たちは「自分の思ったことを、思った通りの言い方で、相手に言うことを聞かせたい」としてますよね(笑)
自分の伝えたいことは、自分の言いたい通りに言う。
真の目的は、相手を動かすことなのに、言い方という手段すら思い通りにしたくなっていますよね。
手段を少し変えてみれば、思い通りに行くことはたくさんあります。
一番伝えたいこと、目的を見失わないで
私はこれまでに「感情に振り回されるな」というテーマで合計3本の記事を書いてきました。
そこで一番伝えたかったのは「目的を見失わないで」ということです。
・見られたい自分
・私は正しい
・思い通りにしたい
こうした感情に振り回されているとき、あなたが本当に欲しい成果は得難いですよね。
仲良くしたいのに、自分の見られ方を気にして、素直になれない。
良い職場を作りたいだけなのに、自分が正しいという意見を曲げられない。
少し手伝って欲しいだけなのに、自分が思う通りに動かないと気が済まない。
あなたが欲しい成果、すなわち目的を達成するためには、目的と手段を区別することが大切です。
そして、目的と手段を区別するのに必要なのは、あなたが感情に振り回されないことです。
感情に振り回されているその瞬間、自分の正しさや、見られたい自分に見せることに気を取られて、本当の目的が何なのか見失ってしまいますよね。
だからこそ「そんな自分が存在しているんだ」と素直に受け入れて、自分をコントロールできるようになることが重要です。
感情に振り回されるのが、あなたの目的ならば、それでいいかもしれません。
ですが、そうじゃないなら、自分を見つめてみてはいかがでしょうか。
私はあたかも、自分ができるかのようにブログに書いていますが、私もまだまだ感情に振り回される瞬間がたくさんあります(笑)
まだまだ訓練中の身です。こうしてブログに書くことによって、自分を戒めています。
読んでくれている人は、たまに私の元に遊びにきてください。
自分の至らないところを知って、一緒に成長していきましょう!笑
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